本ウェブサイトは、Entosenの協力のもと、デジタル・サステナビリティに配慮したサイト設計を行っています。ウェブサイトの軽量化を通じてエネルギー消費量をできるだけ削減するため、次の項目に取り組んでいます。

画像の表示

画像ファイルは、多くのウェブサイトでページサイズの大半を占めています。本サイトでは、デフォルトで多数の画像を表示することはせず、読者の選択に合わせて、最適化したフォーマット、サイズの画像を読み込む構成としています。

表示モード切り替え

OLEDディスプレイにおけるエネルギー消費を削減するため、OSやブラウザ、またウェブサイト自体にもダークモードが搭載されるようになっています。ダークモードは、画面の明るさが100%の場合、39〜47%のバッテリー消費を抑えることができ、30~50%の明るさであれば、3~9%の節電になると言われています。本サイトでは読者のシステム設定に対応した表示モードをデフォルトとし、必要に応じてForest / Cityモードを選択できるようにしています。

システムフォントの使用

読者のデバイスにすでにインストールされているフォントを使用することで、ウェブサイトの読み込みを高速化し、サイト全体の軽量化を図ることができます。そのため、カスタムフォントは使わず、システムフォントのみによるデザインとなっています。

Jamstack構成

多くのウェブサイトは、読者がサイトを訪問するたびにページが生成される構造になっており、サーバー側で多くの処理を必要とします。そこで発生するエネルギー消費やサーバーへの負荷を削減するため、あらかじめ静的に生成されたページを配信するJamstackでサイトを構成しています。

モジュール型コードフレームワーク

不要なCSSやJavaScriptでページサイズを増大させないよう、各コンテンツに適したモジュール型のフレームワークを使用しています。

グリーンホスティング

データセンターは、インターネット全体の消費エネルギーの大部分を占めており、その電力源を再生可能エネルギーに移行することが不可欠とされています。本サイトは、コンテンツ管理プラットフォームにContentful、ホスティングにNetlifyを利用しています。両サービスではAWSとGCPのデータセンターを使用しており、AWSは2025年までに100%再生可能エネルギーで事業を賄い、GCPは2030年までにすべてのデータセンターをカーボンフリーで稼働させるとしています。この両社の取り組みに連動する形で、間接的なグリーンホスティングを目指しています。

プライバシーと環境に配慮した分析ツール

ユーザーデータ収集のためのトラッキングや広告のスクリプトは、大きなエネルギー消費の原因となっています。本サイトではウェブプライバシーを尊重し、不必要なデータ収集を行わないよう、サイト改善のための分析ツールとしてCabin.を使用しています。


これらの取り組みの背景やレファレンスについては、こちらのnoteをご覧ください。